2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
">過去に一度だけ「愛してる」と言ったことがある。恋愛の仕方は愚か、まともな人との付き合い方、つながり方さえ知らぬまま、互いを傷つけることでしか成り立てなかった恋のど真ん中。 結論から言おう。ドン滑りした。「それ」は、口にした瞬間、屋根まで飛…
">「無償の愛」は尊いか。それは、分解して成分を抽出した時、本当に純度100%で生成されていると思うか。仮に純度100%だったとして、それを今のあなたは欲しいと思うか。 "> 【抽出】 『地獄の楽しみ方』より〈言葉というのは多くの情報を捨てて、ほんのち…
">ふと思い出したんだけど、数日前「文系でもハマると言うから〜」という記事を出した時、〈「ここが面白いんだよ!」と力説されたところで「へえ」以上に何も出てこないのは〉ということを書いたんですね。これってまんまブーメランで、私自身こうして夢中…
"> 確かに仕事をする上では何より結果が求められるだろう。いくら「寝る間を惜しんで頑張りました」と言われたところで、こちとらそんな働き方を求めた覚えはないし、むしろそれで身体を壊されて監督責任問われた方が困る。しかしだからと言って、実際「寝る…
「〇〇を食べたい」と思うのは、そのものが保有する成分が体内に不足していることから起こる現象だという。それはマイナスを通常に戻す行為。 養分、という言葉がある。己の中に取り込み、高める。それは「マイナスを通常に戻す」以上にプラス。今までの自分…
"> 自分にとっての相手と相手にとっての自分が限りなく近しいこと。 理想は敬意で繋がれるような、高め合うというよりは刺激に事欠かない関係。 "> バラ、ガーベラ、カーネーション。 読書感想文、今回は異なる本から抽出した色味で、元々白だったものを私な…
">あくまでこれも推測に過ぎないが、春琴の家の周りに「艶かしい店は近くにない」とわざわざ断りを入れていて、例えば実践に及ぶことはなくとも、客相手の商売としての「琴」「三味線」という見方をした時、佐助は始め「練習相手」だったのではないかとも思…
">作品は「春琴、ほんとうの名は鵙屋琴」から始まり、主人公が「近頃手に入れたものに『鵙屋春琴伝』といふ小冊子があり、此れが私の春琴を知るに至つた端緒であるが」というように、この作品内での話は、小冊子を通じて知った話であり、第三者が過去を振り…
">〈失礼だな、純愛だよ〉 "> 美しい日本語に声に出して読みたい日本語。今回私をもってノミネートしたのは、そんな某人気漫画を映画化したものから抜粋したものだ。 文脈なくても読める。前にはおそらく「失礼」に当たるやりとりが行われていて、それは「純…